NEJM Journal WatchにJEANからの論文が取り上げられました!
2015年7月25日お知らせ
みなさんご存知のNEJM Journal Watch Emergency Medicineに萩原先生の書いた論文が取り上げられました!
http://www.jwatch.org/emergency-medicine
日本の救急外来の気管挿管をレジストリしたJEAN(Japanese Emergency Airway Network) studyから、救急外来におけるDifficult intubationを予測する因子はないか検討した論文で、気道評価法のLEMONからMallanpatiを抜いたmodified LEMON(つまり、LEON)が、Difficult intubationに対して高い感度と陰性的中率を示すことを明らかにしました。
Hagiwara Y, Watase H, Okamoto H, Goto T, Hasegawa K; Japanese Emergency Medicine Network Investigators.
Prospective validation of the modified LEMON criteria to predict difficult intubation in the ED.
Am J Emerg Med. 2015 Jun 19. [Epub ahead of print]
http://www.ajemjournal.com/article/S0735-6757(15)00517-3/abstract
難しい統計は一切なしに、誰もが知っている感度・特異度のシンプルな解析です。
本論文以外にもJEAN studyからは多くの知見がPublishされ続けています。
僕らのERの仕事がこうして形になることは嬉しいですね。